第Ⅲ地区
和歌山紀南

卓話「天神崎の自然を大切にする会」

2024/12/24

2024年11月20日(水)

 「天神崎の自然を大切にする会」代表理事の土永知子さんを迎え、プログラム例会の卓話を開催いたしました。
 天神崎は吉野熊野国立公園に属す和歌山県田辺市にある岬で、山があり森があり磯があり、日本のナショナルトラスト運動の先駆けとなった場所としても知られています。最近では「日本のウユニ塩湖」としてSNSでバズっています。
 その昔、天神崎は別荘地開発の危機に直面しましたが、市街地からほど近いこの岬の自然を残すために全国から支援が集まり土地を買い戻し現在へとつながっています。今も天神崎には釣りやウォーキング、磯遊びをする人などが集い、市民の憩いの場になっています。
 3年前から同会の3代目代表理事を務める土永さんは「天神崎には潮だまりがたくさんあり生き物もいっぱいいます。ずっと平らな磯は他にはない貴重なものです。今後も皆さまにご協力いただきながら、森を増やし海を豊かにできるよう、恩送りをしていきたい」と仰っていました。
 50周年を迎えた天神崎の自然を大切にする運動に感銘を受け「今度、天神崎散策に出かけよう」と大いに盛り上がりました。