活動報告

　2月例会に、AYA世代がん患者への支援プロジェクト支援金の贈呈式と、奈良市子どもセンター所長野儀あけみ様をお招きしてプログラム例会を行いました。

　SI奈良は、AYA世代がん患者への支援を2021年より続けています。AYA世代とは、15～39歳の若年成人を指す言葉です。この世代は人生の節目となる出来事が集中するにもかかわらず、体調により断念せざるを得ないことも少なくありません。また、他の年代に比べて国の支援やサポートも確立していません。この活動を支援して多くの患者さんに勇気を持っていただければと思います。

　また、SI奈良は、奈良市子どもセンターに、2022年の開設当初より本の寄贈などの支援を続けています。この度、開設3年を迎えるセンター所長の野儀あけみ様に「開設以来の奈良市子どもセンターの現状について」卓話をいただきました。幼いころに受けた心理的虐待で心のケアが十分にできなかった高校生年代の入居者が増加していることをご報告されました。大人がかかわっていく大切さを改めて感じた時間でした。