第Ⅱ地区
京都-みやこわかば

プログラム例会開催

2025/03/24

3月例会にて、講師 京都女子大学 発達教育部教授 浦田雅夫氏をお招きし、「支えられる経験の意味と可能性」という演題で講演をしていただきました。
我々の現在社会は少子化で子供の人数は減少しているが、それに反比例して虐待を受けたり、自死する子供の人数は増加している。
不幸な環境にいた子供たちが親元から離れ児童養護施設で生活し、成長し、進学していく過程でも、一般家庭の子供より大学、専修学校への進学率はまだ低い。
将来を夢みて頑張っている子供たちに私たちの支援が貴重な支えだという事と、お手紙の交換などの繋がりがさらに貴重な支えだと話された。
講演最後に当クラブが修学生活援助をしているお一人からのお手紙を紹介してくださった。
その内容は、「支えられる事が少なかった私たちが、SI京都―みやこわかば様の支援に支えられ、今度は誰かの為に支える人になりたい。という夢を目標に頑張っている。」というものでした。私たちの援助が彼女の心の成長にも少しお役立てできたことを嬉しく思います。

今後とも私たちのクラブは、頑張っている子供たちに寄り添い、繋がり、支え続けてまいります。