◆卓話「母子生活支援施設の現状について」

2017年2月16日、母子生活支援施設の現状についてDVシェルターの施設長様からお話を伺いました。
母子生活支援施設はDV被害や障害により配偶者の無い母親とその子どもを入所させて保護するとともに、母子福祉推進の観点からその世帯が自立して社会に適応できるように必要な支援をする施設ですが、母子が共に暮らす家庭という生活場面において、母親と子どもを一緒に支援するという施設特性があります。1世帯1居室で母子が寝食をともにすることが出来るようになっています。貧困や暴力、虐待等の連鎖を止め、生活・就労・育児など様々な支援を行い、保育園も完備して母親の就業のサポートや、退所後のアフターケアも行っていますがDV等の被害が増加しているにも拘らず入居者が減っており施設のアピールが必要であるということでした。
私たちが出来る支援としては食材や衣類の提供があるようです。DVや児童虐待被害者の支援は益々重要であると改めて考えさせられました。