◆「アトラス」に支援金贈呈

 認証25周年を記念して創設した学習支援基金も最終年となりました。
高校入学時支援金は3月に9名の中学生に贈呈しましたが、この活動のもう一つの目的である、学習支援と子どもの居場所づくりに取り組んでいる学生ボランティア団体「アトラス」に5月例会で支援金を贈呈いたしました。「アトラス」は活動を拡げ、一般社団法人として頑張っています。
 当クラブは1992年から21年間フィリピン・ネグロス島の貧しい子ども達に奨学金を支援して成果をあげ、そこから「教育こそが貧困の連鎖を断つ」事を学びました。
 5年前は日本の子どもの六人に一人が貧困と言われ、大きな社会問題となりました。そこで地域内の子どもの貧困と教育に取り組むことにしました。
 当初生活保護家庭の子女を対象に2市の行政と連携して始めましたが、その後ひとり親家庭や地域の中学校にも拡大しました。今では5年前に中学生だった生徒が大学生として学習支援に参加しています。
 認証30周年の今年、この奉仕活動を発展させるべく次の計画を話し合っています。