◆プログラム例会開催しました!

2018年11月16日(金)11月例会日に、プログラム例会を開催いたしました。
「更生保護法人至徳会」施設長の高村憲一氏をお招きし、更生施設のことその役割や矯正についてなど、日頃お聞きすることの出来ない貴重なお話をお伺いいたしました。
高村氏は、大学卒業後、民間企業に就労の後、大阪刑務所法務次官として勤務。その後、矯正研修所大阪支所をスタートに、神戸、姫路、京都、滋賀、大阪矯管区、法務省矯正局他、全国で勤務され、京都刑務所長を最期に退官。今春5月より「更生保護法人至徳会」施設長に就任され、長年にわたり更生・矯正の仕事に携わってこられました。
明治25年に奈良県下の出獄人の保護院として開設され、現在の形に至った「至徳会」の成り立ちについて、更正保護施設に入ってくる人たちやその役割について、矯正の大切さ、ご苦労などをお聞きいたしました。最後に、オランダ女子刑務所門頭刻字「私の手は厳しいけれども、私の心は愛に満ちている」の文言を紹介され、厳しさと優しさの両方を兼ね備えた「矯正の心」の大切さと難しさを教えていただきました。

講演後には、至徳会への支援金を贈呈させていただきました。