◆児童虐待の現状と早期発見と地域の支援

国際ソロプチミスト諏訪は19日、ホテルぬのはんにて12月例会前に長野県諏訪児童相談所の中野和郎所長の卓話を聴いた。「諏訪児童相談所の役割と現状について」と題し、児童虐待の現状として①身体的②性的③ネグレスト(育児放棄)④心理的の四つがある全虐待の虐待者は約9割が『実の父母』で被害児童は0歳から6歳迄が約半数を占めている。
夫婦喧嘩を見せる事も虐待で面前DVが増加傾向にある。
保護児童の減少に向けて、地域全体で異常家庭の見守りに取り組む大切さと、孤立しがちな母親への支援の重要性を訴えられた。
また児童虐待の要因には『貧困』と『孤立』を挙げ、「支援や気軽に相談出来る環境づくり、虐待を早期に発見する地域見守りが重要。 児童の健全育成を社会全体で切れ目なく支援する必要がある。
心配な家庭を見つけたら児童相談所に速やかにお知らせ頂きたい」と呼び掛けられた。