◆県内の女子高等学校にSOSカード配布

 去年4月のプログラム例会は、アメリカ連盟でも昨年掲げられた‘女性と女児への支援活動’の一つでもある「10代の妊娠-背景と支援-」というテーマで、大阪母子健康センター母子健康情報センター顧問であり全国妊娠ネットワーク代表理事の佐藤拓代医師と看護師で理事のMCサポートセンターみっくみえ代表松岡典子両氏の卓話を行いました。
 その際、奈良県は他県に比べまだまだ女性や女児の支援が出遅れているようなので、まず県内の学校に「妊娠SOSカード」を配布するところから始めましょうとアドバイスをいただきました。そこで県内の女子高校である奈良文化高等学校の校長先生に何度かお会いして私たちの活動の趣旨をお伝えしましたところ、ご理解とご協力を得ることができ、10月31日に、カードを持参致しました。生徒を代表して生徒会長さんにもカード配布に対するご意見を伺いましたところ、あってはならないことだけれど、誰にも相談できない時に、正しい知識を持った方々に相談でき、サポートしていただける組織があるのは心強いですという言葉が返ってきました。