◆卓話で学んだ『コロナウイルス』

毎年1回クラブ外から講師を招いて「卓話」を実施している。時流に合わせてのテーマに感動したり、勉強になったりする卓話は、クラブ員にとって貴重な時間となっている。
昨年は舞鶴引揚記念館館長を招き、舞鶴の引揚げの歴史を語ってもらい、有志グループに引揚げの様子を感動的に表現した無言劇を演じてもらった。
引揚げについては、クラブ員のほとんどが知っていたが、今更ながら平和の大切さを感じた。
今年は「新型コロナウイルスについて知ろう」と題して、黒田神経内科医院長黒田友基様に卓話をして頂いた。
永いコロナ禍の中で、私達は多くの情報に囲まれ、知っているつもりでいたが、実は知っていなかったんだと気づかされた。
「知らなかった知識ばかりで、何故ウイルスがこんなに猛威を振るうのかが分かった」と、クラブ員の感想にもある。中でも「ウイルスは、人間を媒体にして増殖するので、絶対に人間が絶滅することはない(媒体するものが無くなるとウイルスも消滅するので)」と言われたことがすごく印象に残り、何か変な安心感みたいなものを感じた。
「人間は考える葦である」いつかきっとこのコロナウイルスを制覇できる時が来ると信じたい。