◆日本財団社会ボランティア賞クラブ賞贈呈

 2022年7月20日(水) 認知症と共に歩む家族の会「ほっと会」に、クラブ賞を贈呈しました。
 ほっと会は、西山美紀子代表のアルツハイマー病となられたお母さまの介護経験からうまれました。認知症の介護で悩むあなたを、けっして「ほっとか(な)い」団体です。2008年7月開設以来、毎月の例会は同じ立場の者同士が共感し合い、分かち合い、知識、情報を得て、繋がりあう場となってきました。会の発足をきっかけに、藤枝市には認知症対策委員会が設置されました。異性を介護中に使うマークを考案し、2012年には認知症コールセンターの開設に至りました。2014年静岡県内初の認知症カフェ「輪笑(わっしょい)」を開始し、居場所づくりをしています。活動は多岐にわたり、「ふじえだ元気大賞」を二度受賞するなど、地域に根付く活動は評価されています。
 西山代表は、「ほっと会を知ってもらえたことがうれしく、励みになります」と話されました。ほっと会が、地域福祉の向上に貢献し、確かな成果を上げていく事が出来るよう、自分らしく地域に溶け込む共生社会の一歩を、当クラブは今後も応援して行きたいと思います。