◆困窮留学生への食料品支援

昨年に引き続き、2度目のアリス学園へフードバンクを行いました。
金沢市内にあるこの専門学校では主に東南アジアからの留学生が日本語や介護福祉等を学んでいます。
なり手の少ない介護産業を支えてくれる大事な人材となる学生さん達ですが、コロナ禍で航空運賃が高騰し、来日前に準備した日本での生活資金が当初から目減りして、学校側が目安と教える15万円どころか2~3万円の手持ち資金で生活をスタートさせる学生も。
この窮状を助けたいと今年も投げ掛けたところ、7月の年次会合で会員から大変多くの食べ物や飲み物が集まりました。
また例年、年次会合後に慰労の会食をしていますが、今年度は県民割を利用し、その際に得た県観光クーポンでお米やめん類等の食材を購入し、会員からの寄付と合わせてお届けしました。
今春来日したばかりの生徒さんにお尋ねすると、すでに流暢な日本語で「お米が一番うれしいです」と即答が。主食が1番との答えから如何に困窮されているかがうかがえます。
冬服が不要な国からの留学生さんへ、秋には防寒着をお届け出来たらよいなと考えています。