◆卓話

講師  :  金沢大学附属病院放射線科医師(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科所属)
         寺田華奈子氏
テーマ : 乳癌疾患における画像による診断・治療効果予測研究の向上について

 2月例会の前に、当クラブのアワード委員会からリジョナルプロジェクト大学院女子学生奨学金に応募した寺田華奈子氏にZOOMでパワーポイントを使い、放射線科医として乳癌の治療効果向上について卓話をして頂きました。
 女性の部位別ガン罹患数の内、乳癌は第一位であり、何よりも早期発見治療、マンモグラフィーによる検診の重要性は言うまでもないことですが、乳癌術前の転移や他病変検索としての造影CT検査は欠かせなく、リンパ節転移の有無で治療方針が変わるため画像診断の検査件数増加とともにその重要性は増していくと推察されているそうです。
 医師であり、主婦であり、幼い2人の子育て中にありながら、研究を続けられている寺田氏は、今後の研究を生かし必ず将来社会貢献して頂ける方だと会員一同感動した卓話となりました。