◆2021年度チャリティー事業

11月13日(土)、今年度のチャリティー事業「トライアドコンサート~笑顔と元気を届けよう~」
を万全のコロナ対策を行い、香芝市総合体育館で開催しました。
出演は香芝中学校吹奏楽部、Sクラブの八木中学校吹奏楽部、カラーガード部、プロとしてご活躍の京都ラヴィソンレビックで、コンサートタイトルも出演者の皆さんで考えていただきました。また、香芝市、香芝市教育委員会の後援をいただくことができました。
計画当初は中学生の素晴らしい演奏、マーチングを広く市民の方々に知ってほしい、そして日本では珍しいドラムだけのマーチングを生徒の皆さんに見てほしいという思いから、一部の有料席を除いて1,400席ある体育館の観覧席を無料開放する予定でしたが、新型コロナウィルスの収束が見込めず、出演者も含め観客数を半分以下に計画変更せざるを得ませんでした。
そんな状況の中でも数々のコンクールで金賞を受賞している香芝中学校吹奏楽部(65名)の演奏、関西大会金賞、12月に全国大会出場予定の八木中学校のマーチング(101名)は圧巻で、観客からは惜しみない拍手が送られました。レビックのドラムラインではナカベ氏によるスネアドラムの技術に生徒たちは圧倒されたようです。最後の香芝中・八木中の生徒たちとレビックによる宝島のコラボ演奏ではとても盛り上がり、アンコールの拍手が鳴りやみませんでした。
観客の方々からは、「生徒たちの演奏する姿をみて、感動し涙が出ました」、「元気をもらえた」等、嬉しい感想をたくさんいただき、また顧問の先生からは「コロナで演奏を披露する場が少なくなり、生徒たちのモチベーションが下がっている中、このような場を設けていただきとても喜んでいます」と感謝の言葉をいただきました。
何度も計画が変更され、開催2ヶ月前には緊急事態宣言が発令されるなど最後までコロナに翻弄されましたが、会員一同、前を向いて進めてきてよかったと思います。
このコンサートの収益は香芝市内の4つの中学校(香芝中・香芝西中・香芝東中・香芝北中)の吹奏楽部に必要とされる楽器や音響機器が寄贈され、コンサート当日に贈呈式も行いました。
またこのコンサートの様子は夕方の奈良テレビのニュースで放送され、翌日の奈良新聞に掲載されました。