◆食育講座富士本の学び舎で思い出クッキング

明治37年4月大淵尋常小学校分教場として設立された富士市立大淵第二小学校は、今年度をもって閉校となります。
最後の在校生である児童養護施設の子ども7名を含む全校児童23名。
思い出作りの一つとして、「食育を通じて地産地食のピザ作り」を計画し、富士市食育推進室 管理栄養士の岩間さんに指導を受け、協力をしていただきました。
「自分で作った物を食べること」をコンセプトに、ピザの生地作り、地域で取れたトマト、ピーマン、タマネギの食材切り、薄く広げた生地にツナ、コーン、つくね、チーズなどをトッピングしました。子どもたちは切り方やトッピングなどを工夫し、個性のあるピザを作っていました。
ピザが焼けるまでの間は、食育クイズで野菜の栄養価を学び、食べ物への関心を高めました。
また、手作りピザの他に、同校で収穫した大根と小松菜のスープ、クリとさつまいもを使った米粉蒸しパンも一緒にいただきました。
どの子どもも満足感と達成感で笑顔になり、会場となった体育館は温かい空気に包まれました。私たち会員も胸が熱くなり、すばらしい奉仕活動ができたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。
最後に子どもたちへ会員が手書きしたメッセージカードと共に、地元の紙バンドで作った干支うさぎのストラップをクリスマスプレゼントとして手渡しました。
学校の思い出とともに今日食べたピザの味を思い出してくれたらいいなと思います。