◆エコプラザの見学

SDGsの時代、廃棄物と再利用について学ぶために、SI岡崎会員は処理施設を見学してきました。ここでは可燃物は焼却場へ運ぶため、主に不燃物が集積されてくる中間処理施設です。場内は整然と区別されて意外に清潔でした。
循環型社会実現の基本理念である3Rを学んできました。Reduce、Reuse、Recycleです。ペットボトルや発泡スチロールは圧縮塊となり、粉末となって再利用、瓶、缶も溶解再利用です。ラベルなどの異物は洗浄過程で除去され、再利用困難な陶器類は粉砕し埋め立てます。蛍光管も粉砕し飛び出した水銀は吸着布につけて管と共にドラム缶密閉で専門業者へ運びます。パソコン類はレアメタル取り出しのため、部品だけ専門業者へ。このようにほとんどが再資源化です。
ここは自治体と企業からの依頼を受けて処理にあたっています。不燃廃棄物として集積されても雑多な物が混ざっているので、最終的にはベルトコンベアの上で人の手で分別されています。毎日のその労力は膨大で、再利用までの手間隙を思い知らされました。私たち各自が環境保全、SDGsについて今一度考え直す良い機会でした。