◆クラブユース・フォーラム2023in舞鶴

八十八夜も過ぎ舞鶴でも例年より6日ほど早く一番茶が摘まれ始めました。
5月14日(日)クラブユース・フォーラムを4年ぶりに開催しました。審査委員長には福知山公立大学 地域経営学部 准教授 杉岡秀紀先生、審査委員に舞鶴西図書館 館長 西躰朋子さんを迎え、市内3校から6名の女子高生が「日本の伝統文化 学び・つなぐ」をテーマに発表しました。発表では宮大工の後継者問題、手書きの文字や書道の大切さ、相撲の文化の継承、祭りや自然を守っていくこと、「舞鶴引き揚げ記念館」の語り部が戦争を語り継いでいくことなど多方面からの意見を堂々と発表されました。ディスカッションでは杉岡審査委員長をリーダーとしてソロプチミスト会員含め11名で活発な意見交流をしました。学生一人一人が手話や英語などの特技、遠方からの引っ越しの経験など個性を発揮して話をしている事からぜひそのような体験を発表の中に取り入れてアピールする事を審査員から助言され大きくうなずいていました。代表には西舞鶴高校 吉田透子さんが選ばれました。自身が中学生の頃から続けている「舞鶴引き揚げ記念館」での語り部ボランティアを通して「引き揚げの港舞鶴」が世界に平和発信することが出来ると話され、これからも続けていきたいことを発表されました。6名の学生たちはこの日、友として仲間として笑顔で話をし写真を取り合っていました。学びあるユース・フォーラムとなり学生たちに励まされた1日となりました。