◆お二人にクラブ賞を贈りました

5月25日例会で奈良県立医科大学小児科助教古川晶子様に女性研究者賞クラブ賞を贈りました。古川様は血友病(遺伝性疾患)の発生を予測し、発生しない治療の対策を研究しています。止血治療や出血予防の補充療法が基本で、バイパス止血製剤の有効性や、投与量を段階的に検討し、止血管理を安全に実施出来ることを発表しました。これは世界で初めての報告です。
小学生2児の子育てをしながら、小児科の医師として、研究者として限られた時間の中で努力されています。
6月2日「性と生を考える会」代表の中田ひとみ様に社会ボランティア賞クラブ賞を贈りました。広島サミットでLGBTQの権利を保護し、人権状況改善に取り組む決意が明記され、国会でもLGBT法案提出と、今では多様性が認められ、尊重され、差別されてはならないことが共有されてきました。訪問看護師の中田様は2004年4月よりマイノリティが暮らしやすい環境整備を求めて活動を始めました。外国人、障害者、HIV、AIDS、性の多様性に関わっていたメンバーが「性の人権」「生(生活や生きること)とは切り離せない性」を学ぶ会を設立し、活発な啓発活動を行っています。